凄いと思った「日本人メジャーリーガーエピソードページ」ランキング。2013年&2014年版

「262安打」や「10年連続200安打」だけではない

イチローのMLB記録といえば「262安打」や「10年連続200安打」などが有名だが、実際には40以上のMLB記録を持っており、解釈次第では60に及ぶとされている

比較対象選手の一例

ジェシー・バーケット
・イチローに破られたMLB記録2個
・1868/12/4 … 誕生
・1890/4/22 … 初試合
・1905/10/7 … 現役最後の出場試合
・1953/5/27 … 逝去
・1946 … 殿堂入り

ロジャース・ホーンスビー　
・イチローに破られたMLB記録2個
・1896/4/27 … 誕生
・1915/9/10 … 初試合
・1937/7/20 … 現役最後の出場試合
・1963/1/5 … 逝去
・1942 … 殿堂入り

1800年代の人と比較している理由
・100年以上も破られていなかった記録を抜いたから！
・「比較対象選手が活躍していた年代」からしてもうおかしい

100年の持つ重み

イチローに記録を抜かれた選手の写真を見ればその凄さが分かる
・白黒写真のオンパレード
・見たことがないキルティング風ユニフォーム

100年前って、具体的に何があった頃なの？

今(2014年)から100年前は、1914年(大正3年)
・ちょうど第一次世界大戦(World War I）が勃発した頃に該当する
・どう考えても歴史にカテゴライズされる内容だ

上原浩治

ボストン・レッドソックスの上原浩治は、2013年に伝説を作る

MLB 2013年

日本におけるこの年のMLB報道は、当初、ダルビッシュによる奪三振ショーが中心だった
(最終的にダルビッシュは、13勝9敗、防御率2．83、ア、ナ両リーグ通じて最多の277奪三振を記録)
・ちなみに岩隈は14勝6敗、防御率2．66、185奪三振をマーク

上原も負けてはいない

「三振と言えばダルビッシュ」のイメージが非常に強いが、上原もそれに負けないぐらいの記憶に残る奪三振ショーを披露している

地区優勝の時、ディビジョンの時、リーグチャンピオンの時、ワールドシリーズの時、
全てが空振り三振で終わった。本当に偶然だけど、終わってみれば嬉しい終わり方。

上原のコメント

上原の素晴らしいコメントも見逃してはいけない

打者の方も気を使ってくれた部分はあったと思うけど...(^-^)/

ニューヨークヤンキースと契約した「マー君こと田中将大」の凄すぎる契約内容

7年で162億円の年俸
・ビヨンセ、ビル・ゲイツなども住む家賃650万円のマンションで暮らす
・運転手、トレーナー、通訳らサポートチーム付き
・年5回までチャーター機搭乗可能

マック鈴木がアメリカへ渡った本当の理由

「学校にパトカーが乗り込むレベル」のケンカを起こしたため、父親に国外追放されたから

●渡米理由に「夢を追って」と言っていたのは適当なウソ
●野球の名門校に入ったが、高校入学9ヶ月で他校生とケンカした
●3週間逃げていたが、ついに学校にパトカーが来て、即退学
●編入や社会人入りも検討したが、検討中に2度のケンカ事件
●その結果、父親にアメリカに飛ばされた

上原が背番号19を希望した理由は、大学受験に失敗して浪人生活を送った19歳の1年間を忘れないようにするため

浪人時代の一年間こそ、上原浩治の礎であり、人生の要である。私は十九歳のこの年を生涯胸に刻みつけるために、プロ野球選手になって背番号「19」を背負った

・プロ野球スタート時の背番号を未だに背負っているところが格好良い！

地元紙レパブリカンが贈った言葉

2013年「ア・リーグ優勝決定シリーズ」第5戦で活躍(打者５人を相手に完全救援)したレッドソックス上原へ対して、地元紙が贈った言葉
※続く第6戦も活躍し最終的にシリーズ最優秀選手（ＭＶＰ）へ選出されるが、この時点ではまだ選ばれていない

「パスポートを見せてもらいたい。日本国籍というが、実はスプリットを投げるヨーダじゃないか」

感想

・おいおいおいおい
・そう言われてみれば確かに似ているけど…
・これって本人的にどうなんだろう？

ちなみに、ヨーダとは？
・ＳＦ超大作「スター・ウォーズ」の人気キャラクター
・８００歳を超えながら圧倒的な強さを誇る伝説の戦士だ

・褒めてるのは褒めてるんだろうけど…
・微妙な気持ちにならない？
・この件に関してどう思っているのか、機会があれば一度訊ねてみたい

本当に現地でそう表現されてるの？

スポニチはこう書いてるけど、現地のソースリンクがないんだよね
・本当にそう言ったの？
・大げさに言ってるんじゃないの？

Yoda with a splitter: Koji Uehara ties up all the loose ends - again - for Red Sox

検索したら、それっぽいのが見つかった
・これかしら？

The five-out save went to Koji Uehara. I would like to see Uehara's passport someday.
He is supposedly from Japan, but I don't buy it. That would make him human, whereas I attach some otherwordly qualities to the man, sort of like Yoda with a splitter.

・英語読めないからアレだけど、コレ読む限り、確かにヨーダ呼ばわりされているみたいw。もちろん、良い意味で！

決勝被弾のナポリから挑発発言「マヌケ！」９回２失点完投も米初の連敗

2014年6月28日、ヤンキース田中は、9回2死よりストレートを被弾し、勝ち越しソロを許した
・捕手／マッキャンのスプリットとスライダーのサインに２度首を振り、この日最速となる９６マイル（約１５４キロ）の直球をホームランされてしまう
・「この日スプリットで２三振を奪った相手」にあえて裏をかいたつもりが逆効果
・決勝弾を放ったナポリはベンチに戻り「Ｗｈａｔ　ａｎ　ｉｄｉｏｔ！（なんてマヌケな！）」と叫んだ様子が、全米中継のマイクに拾われ、映像が流れた
・ナポリは「田中に向けて言ったわけじゃない」と弁解したが、「今日はずっとやられていたスプリットが来ると思っていたら、待っていた球（直球）が来た」と感想を述べた

スプリット

この日ナポリから２三振を奪った、田中の代名詞とも言えるスプリット
・実は「ブライアン・ファルケンボーグ投手が野球雑誌に公開していた握り方」を田中が参考にして習得したもの

ブライアン・ファルケンボーグのスプリット

後に猛威を奮った魔球は守護神にとってさほど重要なボールではなかった

日本に来たときに持ち球を聞かれて、一応スプリッターもあると言っておいたら、コーチや捕手が『それはいいね』って喜んでね。サインがそればかり出るようになっちゃったんだ。ホントはカーブが得意だったんだけど…。でも、そのうちどんどんスプリッターの方がよくなってきて、カーブはイマイチ。それでも抑えとして、今も日本でやっていけているのはスプリッターのおかげだ

トレジャー（宝物）

2013年の田澤は開幕メジャー入りを果たすと自己最多の71試合に登板。中継ぎとして「勝利の方程式」の一角を任され、最速97マイル（約157キロ）の速球と切れ味抜群のスプリッター（フォークボール）を主武器にメジャーリーグの強打者たちを次々にねじ伏せていき、昨季地区最下位に沈んでいたチームの躍進に大きく貢献した
・地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズのポストシーズン10試合でも計8試合に登板し、防御率1.80をマーク。ジョン・ファレル監督からも「タズ（田澤の愛称）は間違いなくメジャーリーグの中でもトップクラスのセットアッパー。トレジャー（宝物）だ」と絶賛されている
・しかし、田澤のここまでの道のりは、決して平坦なものではなかった
・一般的に知られているのは、「田澤ルール」なる言葉まで生み出した移籍問題まで
・熱心なメジャーリーグファンを除けば、移籍後の田澤がどのような扱いを受けてきたか、知る人などほとんどいないのではないだろうか？

ジャパニーズ・ジャロピー

「レッドソックスのチームドクターがあらためて田澤の右ひじをチェックしてみたところ『入団時から傷があった』ということが分かった。つまり実は社会人時代から爆弾を抱えていたということが分かったのです。もともと担ぎ投げのようなフォームでひじに柔軟性がない。日本では、ひじへの負担が大きいフォークを多投していたから、いつ壊れても不思議ではなかった。田澤がフタを開けてみて『いわく付きの選手』だったことで編成担当者をはじめ球団関係者たちは真っ青になったそうです」（メジャー関係者）

　しかし「真っ青になった」のは、誰よりも田澤本人であった。「10年に1人の逸材」などと持ち上げていたはずの地元メディアからは手のひらを返したように「タザワはジャパニーズ・ジャロピー（日本のポンコツ車）」と酷評され始めた

スパイクを隠される

「リハビリ中はスパイクを隠されるなど、いろいろ嫌がらせを受けたそうです。契約金が100ドル（約1万円）で月給500ドル（約5万円）にも満たない中南米出身の選手がマイナーにはゴロゴロいる。そういう選手から、メジャー契約の田澤は『まだ結果も出さず、若いくせにデカいツラしやがって』と嫉妬されてしまった」（レッドソックス関係者）

　一時は先の見えないリハビリに絶望感を覚え、親しい知人に「もう気が狂いそうです」とまで漏らしていた

この発言が飛び出したシチュエーション

◇ア・リーグ　レンジャーズ８―０レッドソックス（２０１４年５月９日　アーリントン）
・レンジャーズのダルビッシュ有投手（２７）は2014年5月9日（日本時間10日）、レッドソックス戦で９回２死から初安打を許し、野茂英雄以来、日本人２人目のノーヒットノーランを再び逃した
・昨年(2013年)4月2日のアストロズ戦でも９回２死からパーフェクトを阻まれており、「あと１人」で無安打無得点試合を２度以上逃したのは、大リーグ史上３人目
・それでも今季初の２桁となる１２奪三振で、昨季ワールドチャンピオン相手に３勝目を挙げた。

会見では開口一番、周囲を笑わせた

「あと１人」で無安打無得点試合を２度逃したダルの発言
・「２回目なので。逆にこういう投球を多くして、あと１人でできなかった世界記録をつくって、伝説になりたいです」

≪史上３人目　３度の強者も≫
・大リーグで９回２死からノーヒットノーランを２度以上逃した投手は、ダルビッシュが史上３人目
・過去にはビル・バーンズ（セネタース＝現ツインズ）が１９０８年と０９年に１度ずつ
・デーブ・スティーブ（ブルージェイズ）が８８年に２度、８９年に１度
・日本のプロ野球では仁科（ロ）と西口（西）の２人で、いずれも２度