概要
早稲田卒業した後に、地元の地銀に就職
・銀行に4年勤めて貯金は1,000万円を越えた
・いっこ下のパン職の後輩とも結婚して順風満帆
・でも仕事がとにかく楽しくなかった
・そこで独立しようと決心し脱サラ
独立
始めた当初は小さな店舗ですら月に300万円近い売り上げ
・本当に飛ぶように売れた時もあったよ
・テレビで特集した次の日は3時間待ちとかざらだった
・一番儲けてた時は光熱費、家賃、人件費、原材料費とか全て払っても月に400万円近い利益。手取りで年間5,000万円近いペース
・最盛期に13店舗開いていた
・そしてさらに8店舗の新規開拓を狙ってた
斜陽
でも途中からブームは一気に終わり、家賃の圧迫がとんでもないことになった
・それで転がるように借金は増えた
・家族に迷惑がかかるから店がヤバくなった時点で離婚
・店は全部閉じたよ
・鯛焼きの機械とか全部売り払っても3000万円近くの借金が残った(本来なら億近い所が弁済やら何やらでここまで下がった)
・実家の家まで今は抵当に入ってる
・娘二人とは年に2回ほど会うのみ
・死のうと思ってる
他店舗展開した理由
いや、誰でもそうなるって。
連日自分の携帯に店長たちから「人手が足りません!」「材料切れです!」「もっと営業時間長くしてください!」
とかじゃんじゃんかかってくるわけ。
もうまさに笑いが止まらないとはこのことよ、と…。
北関東の田舎の県でこれだから都内に出店したら…、と欲を出したのが最大の失敗。
都内のショッピングモールに出店した。家賃はこっちの平均家賃の13倍ぐらい。
しかも2年しばり。
これで完全にやられた。
しかも3店舗も同じような条件の所にだした。
結局一番の失敗は?
ショッピングモールの契約が鬼畜な内容で、
2年間の家賃を必ず継続して払わないといけない。
万が一退去したい場合も残りの2年間の家賃を一括で払わないといけないと。
そして、これで完全に詰んだ。
月の家賃が一番高い所で140万円だった。(地元では高いところでも25万円程度だった)
これの弁済金であぼーん。
白いたいやきもブームを終えて地元も全店赤字になった
・一番の原因はブームが終わったことに尽きるんだろうけど、直接的な原因は期間途中解約時の契約内容ってこと?
みんなのコメント
フランチャイズなんて一生自分のモノにならない看板で商売ゴッコさせて
貰ってるようなもの。
親を太らせる子ねずみみたいなもんだよ。
「起業」とは違う。
「商売」とも違う。
「経営」でもない。
でも、すべてこれらみたいな要素が少しずつでも匂うから勘違いする人が多いのだろう。
やはりこれはゴッコだね。
本業とは言えない。
・なかなか興味深いコメントだけど…
・フランチャイズを起業、って思っている人はあまりいないような気がする
・それよりも、独立に憧れて走る人の方が多いと思われ
・但し、「フランチャイズ」=「独立」かどうかは微妙
・確かにサラリーマン時代より時間等の制約はなくなるだろうけど、でも、どうなんだろう?