米国とスイスの研究者チームが、望遠2.8倍と通常の1倍に切り替えられるコンタクトレンズを開発しました。
発表した カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) の Joseph Ford 氏らのチームは、実際に試作した望遠対応コンタクトレンズを眼球モデルに着けて、2.8倍モードと1倍モードで撮影するコンセプト実証に成功しています。
用途としては、網膜の機能が低下し失明の原因にもなりうる加齢性黄斑変性(AMD)の患者を助ける医療用として開発されています。研究チームによれば、AMDでは網膜そのものの機能が低下するため通常のコンタクトで焦点距離を変えるだけでは視力低下を補うことが難しく、高価な外科手術でレンズを埋め込むか、大がかりなメガネ型の補助器具を用いる必要があります。
しかし望遠対応コンタクトならば手軽に装着でき、ほかの視力補助器具よりも視野が広く、またシンプルな偏光メガネだけで望遠と1倍を切り替え可能である、とされています。
・Optics InfoBase: Optics Express - Switchable telescopic contact lens
レース鳩の瞬膜
この記事読んで真っ先に思い浮かんだのは、「レース鳩0777」に描いてあった「レース鳩の瞬膜」のこと
・飛行中のレース鳩は、瞬膜を覆うことにより「超遠視状態」へと切り替えることが出来る(その代わり近くの物が見えなくなる)
・しかし、今検索しても、そんな情報はどこにも掲載されていない
・漫画だけのお話? それとも、単なる記憶違い?