客先の直属の上司からは体のいい雑用としての役割を求められる。
言われたこと以外の余計な口出しをしようものなら、あからさまに嫌な顔をされたり鼻で笑われたり、まともにとりあってくれなかったり、最初から否定的な捉え方をされたり、そういうことは想定・期待していないんだから余計なことをするなという空気を言外にもひしひしと感じる。
一方、客先の直属の上司の上司とか、客先の営業からは、そういうんじゃなくて仕様を相談できたり、仕事をまとめてふれるような働き方をしてほしいと言われる。
現場と営業で乖離した要求がある状況において、自分の派遣元(所属会社)の上司とか営業には、後者的な要求しか伝わってない。
だから、派遣元としては俺の評価が「言われたことしかやってない今一歩一皮むけきれてないやつ」としてとどまっている。
現場レベルでの要求と、契約レベルの話をする人間が求めている要求が大きく異なる。
そのギャップが苦しい。
単純にSE的なことをやるようにしてっていうんであれば喜んで取り組みたい。
でもそこに、客先と派遣元、プラスでプライドとかの扱いづらい問題なんかも絡んでくるともう面倒で仕方ない。
マネジメントのスキル以外の、折衝とかプライドのいなしかたとかプライドを傷つけずに人を動かす方法とか人間関係のスキルもオマケで磨く必要があるということか。
理不尽な指揮命令系統
客先常駐に限らず、この手の話は結局、どこまでいってもつきまとってくる
・「子会社」で働けば「親会社」からの「出向者」とプロパー上司との板挟みになることもあるだろう
・「異なる部署などもはや別企業と言っても過言ではないような大企業」で働けば、しがらみでがんじがらめになることも少なくない(部署のトップと、直属の上司で言うことが異なる等)
・利害対立、統一されていない指揮命令系統の中をいかにうまく立ち向かっていくかも、仕事の内だ
最も弱い立場
このケースのように、誰が引き受けても難しい現場、というのは確かにある
・その場合、どう対応すれば良いのだろう?
・おまけに、客先に常駐している「下請けの派遣」は、最も弱い立場だ
指揮系統が微妙な現場では、正攻法にこだわり過ぎない方が良い
嫌らしい言い方かもしれないけど、こういう場合は、「客先の現場上司」と「営業」の両方に気に入られるようにするしかない、と思う
・それが難しいから、こんな長文掲げているんだろうけど、でも、何れにしても既に書いているように、担当者や上司のプライドだけは絶対に潰してはいけない
・正論を吐かずに、うまく立ち回る必要がある