腐らない理由は?
この土地独自の埋葬法にある
・具体的には、プラスティックのラップが原因
第2次世界大戦後30年間に渡り、ノルウェーの埋葬の現場では死体を幾重にもプラスティックのラップでぐるぐる巻きにして密閉してから棺におさめて黄泉の国へと送る手法が使われてきました。その方が衛生的と判断してのことです。
ところが。
何万体という遺体をぐるぐる巻きにして埋葬してから、ノルウェー政府の葬儀全般を司るトップの役人が恐ろしい事実に気づいてしまったのです。ラップでくるんだ死体はいつになっても腐らない! 墓の一等地にいつまでもゴロゴロ転がってる! 後で死んだ人間が入るところがない!ということに
対策は?
1.墓をブスブスと上から串刺しにしてラップに穴を明ける
2.石灰ベースの液をガンガン注入
3.みるみる腐敗が加速し1年も経たないうちに風化
最愛の人が死んだら?
一番良いのは、死なないこと
・でもそんなの無理
・亡くなった場合、安らかに眠ることを祈るしかない
・そこまでは分かるのだが、問題はその先
・「安らかに眠る」=「腐敗」なのか?
・でも生き返る見込みがないのに、いつまでも死んだ時の姿なのもなァー
・どうなんだろう?
・冷凍保存みたいに、死んだ時の状態を未来永劫に渡って残しておきたいと思うものなのだろうか…
自分の場合は?
今の気持ちは、腐敗して骨になるのも嫌だし、かと言って、死んだままというのも嫌だ
・要は、まだ死にたくない…